近年では「墓じまい」「永代供養」という言葉をよく耳にする方も多いかと思いますが、永代供養とはお寺や墓地管理者が永代に渡り供養、管理をしてくださり、お墓を代々継ぐ事を前提としない事を意味します。つまり子孫がお墓を継承する必要がなく、その為子供がいない方やお子様達へ負担をかけたくないとお考えの方が永代供養を利用する事が多くなっております。永代供養にも「樹木葬墓地」「永代供養付き墓地」「納骨堂」などいくつかの種類があり、そのほとんどが将来的には合同の合祀墓(永代供養墓)に移して供養するというのが一般的です。永代供養の特徴などについてご説明をさせていただきます。
①承継者がいなくても入れる
②お寺や霊園がある限り、供養が永続的続く
③墓石と比べて価格が安価である
④宗派にこだわらないところが多い
⑤原則、追加料金が発生しない
①合葬されると個人特定ができない(一定の期間までは個別埋蔵で期限後に合祀するところも多い)
②屋内型の場合は線香の使用が禁止されているところもある
お墓を購入した人へ墓の形態を訪ねたところ一位が「樹木葬」(53%)となり一般的なお墓(21%)に対して永代供養の樹木葬が大きく上回る結果もでています。この理由としましては前述でお話しした通り樹木葬が承継者を必要としないお墓として提供されている点が大きな要因となっており、少子化や未婚率の増加で将来的なお墓の承継に不安のある方やお子様へ負担をかけたくないという方の受け皿になっている点にあります。特に地方に比べて都心部ではお墓を建てられる場所も限られ、価格も高額となる為、東京都心部での樹木葬が急激に増えてきております。
・一位 樹木葬(53%)
・二位 一般墓(永代供養付き墓石含む)(21%)
・三位 納骨堂(18%)
・四位 その他(5%)
※実際に資料請求をいただいた方への調査結果となります
・一位 子供に負担や迷惑をかけたくない
・二位 代が続くか分からないから、承継者がいないから
・三位 リーズナブルな価格で申し込みができるから
永代供養墓を選んだ方の約20%は田舎に先祖代々のお墓があるがお参りに行くのが大変だから、などの理由により改葬を希望される方でした。
台東区谷中の寺院の全生庵内にあります樹木葬「円庭の陽」と「永代供養付き墓地」はいずれも個別埋蔵タイプで最終埋蔵から7年、13年などの期間後に合祀墓に改葬して寺院にて供養していただく永代供養タイプとなります。
お墓に関する様々なことも、お気軽にご相談ください。